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パッケージ商品のあり方が転換期にあると考えます。いままでのパッケージ商品はゼロからシステムを開発する手間とリスクへの解決策であり、ユーザ事例の積み重ねによるシステム機能の実装傾向が強いです。その結果、パッケージ商品のあるべき姿への発想なりシステム利用者の要求への対応が遅れているのも事実です。
ユーザサイドに立った「業務効率とマネジメント」支援、「ユーザによるカスタマイズ」機能、「業務処理・管理基準の処理方式」選択がこれからのパッケージ商品の必需品と考えます。また、これに加えて真の問題解決を行えるソリューション技術がベンダに求められます。これからのパッケージ商品は次のような業務要件とシステム要件を具備することと考えます。
■ 業務効率支援機能
① 事務作業の支援
・ 1画面を主体にした必要情報の即入手(画面遷移の活用)
・ 作業に必要な情報のPUSH型提供(納期、顧客サービス・・・)
・ PC処理との密な連携(情報分析、発注業務・・・)
・ 取引条件、業務マニュアル、操作マニュアルの即明示
② 営業活動への支援
・ 営業担当と事務担当の情報連携(モバイル発注/受注・・・)
・ 営業担当の必要情報の即時提供(在庫、価格、見積事例・・・)
③ 作業進捗の見える化
・ 作業(情報・文書・判断・・・)の進捗状況の把握と連絡・通知
・ 作業進捗の問題発見と関係者への通知
・ 生産/修理/貿易などのシステムとの作業情報の連携
■ マネジメント支援機能
① 問題発見
・ 管理基準、サービスレベル、計画に対する自動的な問題発見
・ 問題発見情報の自動通知(携帯、社内メール、使用メニュー・・・)
・ 利用者による「問題発見・通知機能」設定の容易化
② 顧客サービス、社内管理
・ 販売機会損失データの自動収集と分析(欠品、分納、納期遅れ・・・)
・ 情報活用の容易化(CSV出力、照会画面、分析ツール連携・・・)
・ 業務プロセス/作業の構成コントロール(変更、追加・・・)
③ データベース項目の確認
・ 企業活動において、情報分析も進化することを前提
・ トランザクションDB/マスタDBの項目までの理解と確認
(参考) 「企業活動を支える情報活用の見方」ページ
■ ユーザカスタマイズ機能
ベンダなりSEの手助けがなく、ユーザ自身が必要なニーズに応じて利用できる情
報処理の仕組み構築をユーザカスタマイズと定義します。
① 照会画面
・ 画面レイアウト、検索キー項目、照会項目の設定
・ 利用データ、データベースとの紐付け
・ 利用データの利用権限とのチェック
② PC連携
・ 連携データ項目(CSV)の選択と追加
・ 作業画面からの画面遷移、双方向のデータ流通
・ 利用データの利用権限とのチェック、利用履歴の把握
・ PUSH型、PULL型の選択(定期運用、随時運用も考慮)
・ 分析ツールとの連携
③ 処理の組立て
・ 業務プロセス、処理ロジック(アルゴリズム)の組み立て
・ 選択、計算、判断などの情報処理を含めた簡易開発
④ 帳表作成
■ 処理方式の選択
① 業種別対応、販売管理
・ 標準的な処理方式の選択(複数選択もあり)の実装
例: 受注方式(EDI、画面、Web、見積連携・・・)
発注方式(.発注点、任意、受注発注・・・)
・ 管理基準の選択(複数選択もあり)の実装
例: 原価計算、利益計算、在庫体質
・ 業務プロセスの選択と必要な作業進捗管理
例: 受注→出荷予定→貿易書類→出荷→船済み
② 生産、修理、貿易などとの連携
・ 販売管理の業務プロセスに応じた情報連携(正常、変更)
例: 受注→生産依頼、生産完了→在庫→出荷
・ 作業進捗状況の見える化、変更情報の連携
③ 業務効率支援機能、マネジメント支援機能との一体化
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