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テスト計画・テスト作業・品質管理の重要性 テスト計画・テスト作業はパッケージ導入において最も大切な作業です。この作業の結果が情 テスト計画 テスト環境・条件に合わせたテストフェーズごとのテスト計画を 品質管理 自社の目的達成のために、必要なシステム機能が問題なく働
テスト作業における3つの鉄則 ベンダとともに行うテスト作業は、作業の持っている特質を理解することが作業を進めていく上
1.テスト計画は進化する 奇異に感じる言葉と思われますが、現実のテスト作業は「テスト計画の進化」が避けて 不可能です。必ず、テストケースの漏れ・抜けがあることを考慮したテスト計 テスト作業を行っている最中に、そのテストケースに対する「新たなテストケ ースなり違うテストケース」に気づくことがあります。業務処理の複雑さが背 景にあります。このテストケースの発見・深化は品質にとって大事です。 前作業「要件定義・Fit&Gap・カスタマイズ・設計」などのミスが原因で計画 の見直し・追加が発生する場合もあります。 これらの「漏れ・抜け・発見・深化」を想定した計画が良いテスト計画とも言え ます。 【参考】 ダウンロード資料<170 「テスト作業」と品質 」> 2.ベンダテストには限界がある この言葉も不思議に感じられるかと思います。これも現実であり、品質確保を図る上
ベンダがパッケージ導入の対象である自社の業務処理・管理内容からのテス ースまでのノウハウが弱い。(参照:「テスト作業」と品質) テスト計画でのベンダテストが完了次第、早めに自社のテスト作業を行うこと が品質管理にとって必要です。ベンダへの過信は禁物です。 【参考】 ダウンロード資料<190 テスト作業におけるベンダチェックリスト> 3.テスト管理は「量と質」で行う ベンダのテスト計画に対する実績なり進捗は、テスト作業のケース消化の量と システムの重要ポイントに応じた質での評価が必要です。
テスト計画の進捗・実績を管理するためには、評価基準としての計数管理は 必要です。ただ、この計数を表面的に見て「例:残作業=残テストケース」と 業務処理は取引条件・管理基準との関連性・相関性があります。また、これ らの条件が複雑になっているケースもあります。業務処理・取引先対応・管理 ベンダのテスト管理表を鵜呑みせず、自社のテスト行為の結果でテスト評価 テスト品質を向上させるための準備 品質向上を図るには、それなりの事前準備をきっちり行うことです。ベンダ任せにせず、自社で 1.ベンダテストの結果・状況を確認する ・ 未テストケースの有無とその理由 ・ 不充分/不安テストケースの有無とその理由 ・ 要件定義・Fit&Gapなどの前作業との差異発生の有無とその内容 ・ 自社による抜き取り検査の実施。システム動作の確認 2.ベンダのテスト計画のレビューを行う ・ 自社のテスト要求の反映。テスト参加者が行う作業の確認 ・ テスト環境、条件、スケジュール、体制の確認 ・ テスト計画の作業における中間・最終での評価基準の設定 ・ テスト目的と対象範囲の確認 3.テスト参加者の参加意識を高める ・ テスト計画の説明と納得を確認 ・ 参加者の目的、役割、作業内容の確認 ・ テスト作業の手順、ルール、問題管理、進捗管理の確認 【参考】 ダウンロード資料<180 「テスト参加者」ガイドライン> 「抽象化と具体化」とテスト
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