「疑問・質問・情報」のガイド
パッケージ導入(情報システムの構築)に関しての「疑問・質問・情報」へのガイドです。当ホームページの必要な情報に簡単にアクセスできます。
パッケージ導入には問題解決・ベンダ選択・要件定義・テスト・稼働準備を含めていろいろな作業が発生します。自社のパッケージ導入に必要な作業を滞りなく進めるためには生きた知識と判断及び実行力が必要不可欠です。
パッケージ導入の成功のためには、「石橋を叩いて渡る」くらいの慎重さと準備期間を持ちたいものです。成功への第一歩はここにあります。
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「■■」をクリックするとそのガイドに飛びます。
■■ ① これからパッケージ導入の検討を始めるので、必要な情報を得たい。
■■ ② 自社で抱えている問題解決に、パッケージ導入がどこまで有効かの判断を
したい。
■■ ③ パッケージ導入を成功させる「コツ・秘訣」はありますか。
■■ ④ これからの企業情報システムの動向を見極めて、自社に合ったパッケージ
商品の選択を行いたい。
■■ ⑤ パッケージ導入において、複数ベンダのコンペを行います。自社にとって
最適なベンダの選択方法はありますか。
■■ ⑥ 「パッケージ商品」か「新規のシステム開発」かの判断に迷っています。
■■ ⑦ 人が少なく、ベンダとのプロジェクト活動に不安があります。何か、良い
方策はありますか。
■■ ⑧ パッケージ導入の作業を行っていますが、システム品質と稼動品質に不安
があります。自社とベンダで対応すべき改善策はありますか。
■■ ⑨ ベンダの「要件定義・Fit&Gap」作業が、自社のパッケージ導入の
目的達成に沿っているかどうか不安です。
■■ ⑩ 自社としてベンダ提供のシステムに対してテストを行っていますが、品質
が悪く困ってい ます。
■■ ⑪ パッケージ導入における「プロジェクト管理」はどのような視点でマネジ
メントとチェック及び指導を行えば良いか分かりません。
① これからパッケージ導入の検討を始めるので、必要な情報を
得たい。
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<ポイント> まず、必要な情報を整理します。その情報を入手する手段(当ホームページ・
ベンダの営業/SE・インターネット・書籍など)から数多く収集し、自社のパ
ッケージ導入の目的に沿って整理します。少し時間をかけて行うことが大事で
す。導入計画、プロジェクト体制・運営、パッケージ・ベンダ選択などの情報
を重視します。 |
(参考) 「準備からパッケージ・ベンダ選択まで」ページ
「ベンダ選定の事例」ページ
「ユーザのためのプロジェクトマネジメント」ページ
「ユーザとしてやるべきこと」ページ
「パッケージ商品を選択する目」ダウンロード資料
② 自社で抱えている問題解決に、パッケージ導入がどこまで有効
かの判断をしたい。
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<ポイント> パッケージはあくまで目的達成のための道具です。パッケージ導入を目的とし
ては成功しません。問題解決の対象範囲を明らかにして、情報システムで問題
解決が可能か否かの判断をします。その結果で基本手順を決め、パッケージ商
品の選択時期を決めます。同時に、ベンダ選択も行います。 |
(参考) 「基本手順とパターン選択」ページ
「課題解決の簡単な進め方」ページ
「パッケージ商品の選択方法」ページ
「これからのパッケージ商品のあり方」ページ
「情報システムの役割とパッケージ導入」ダウンロード資料
③ パッケージ導入を成功させる「コツ・秘訣」はありますか。
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<ポイント> 成功を保証する「コツ・秘訣」はありません。多種多様な作業の積み重ねがパッ
ケージ導入の特性です。自社とベンダの力量・体制・問題解決能力などに依存し
ています。このような基本的なことを熟知して活動することが成功への道筋です。
自社のやるべきことをきちんとやり、ベンダへのリーダシップとイニシアティブ
が重要です。
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(参考) 「成功への第一歩と視点」ページ
「ユーザとしてのやるべきこと」ページ
「準備からパッケージ・ベンダ選択まで」ページ
「成果をあげるプロジェクトマネジメント」ページ
④ これからの企業情報システムの動向を見極めて、自社に合
ったパッケージ商品の選択を行いたい。
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<ポイント> 自社の事業を支えるパッケージ商品の選択は慎重に行うことです。情報処理の技
術要素を強く謳っているパッケージ商品よりも、自社の事業・業務処理・管理基
準・取引条件などに合致した商品を選ぶことです。ここに、自社の企業情報シス
テムとしての生命と強さが宿ります。 |
(参考) 「企業情報システムのあり方」ページ
「企業活動を支える情報活用の見方」ページ
「パッケージ商品の選択方法」ページ
「業務改善への情報システムの活用」ページ
「生命力のある企業情報システムとは」ダウンロード資料
⑤ パッケージ導入において、複数ベンダのコンペを行います。
自社にとって最適なベンダの選択方法はありますか。
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<ポイント> ベンダの選択は自社のパッケージ導入の成否がかかっています。経験豊富で信頼の
できるプロジェクトマネ-ジャとSEの選択が大切です。さまざまな視点から打合せ
・プレゼン・資料説明を通して本人を見極めることです。また、自社要件に対する
パッケージ商品としての評価です。 |
(参考) 「信頼できるベンダ評価と選択」ページ
「ベンダ選定の事例」ページ
「ベンダへの提案依頼書(RFP)」ページ
「やさしい導入計画(実行計画)」ページ
「プロジェクトマネ-ジャの評価方法」ダウンロード資料
「ベンダ選択の評価基準」ダウンロード資料
⑥ 「パッケージ商品」か「新規のシステム開発」かの判断に
迷っています。
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<ポイント> パッケージの商品・取引先マスタの項目を良く吟味します。この項目が自社の要求
に沿っているかどうかです。また、主要画面のヘッダー項目が自社の要求に合致し
ているかの確認です。この2点に不安があるときは「システム開発」の選択もあり
えます。ベンダ見積でのカスタマイズ費用が大きい場合は概ねシステム開発に近い
です。これらのことを考慮した提案依頼書を作成し、ベンダからの回答を得て判断
します。
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(参考) 「パッケージ商品の選択方法」ページ
「ベンダへの提案依頼書(RFP)」ページ
「パッケージ商品を選択する目」ダウンロード資料
⑦ 人が少なく、ベンダとのプロジェクト活動に不安があります。
何か、良い方策はありますか。
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<ポイント> パッケージ導入の失敗要因の一つに、このプロジェクト活動があります。ベンダが
ユーザまで手が回らないために生じる問題点です。このユーザを含めたコントロー
ルを行うのがベンダプロジェクトマネジメントのあるべき姿です。自社の弱さを正
直に認め、その内容を踏まえた自社支援の内容を契約時にベンダと取り決めること
です。 |
(参考) 「パッケージ導入作業から稼動・評価まで」ページ
「成果をあげるプロジェクトマネジメント」ページ
「要件定義 Fit&Gap」ページ
「要件定義・Fit&Gapの作業要領」ダウンロード資料
「ベンダプロジェクトを見る目」ダウンロード資料
⑧ パッケージ導入の作業を行っていますが、システム品質と稼動
品質に不安があります。
自社とベンダで対応すべき改善策はありますか。
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<ポイント> パッケージ導入の稼動までの作業は不慣れですので、何かと不安になります。ベンダ
とともにやるべき作業内容とスケジュールを決めて、自社担当者の理解と時間確保を
確認します。また、ベンダの支援内容も明らかにします。その作業結果、成果物を分
かる人がレビューし確認することです。無理な作業内容とスケジュールは必ず事故が
待っていることを肝に銘じます。 |
(参考) 「テスト作業と品質管理」ページ
「大切な稼動準備」ページ
「稼動体制とシステム評価 」ページ
「テスト作業と品質」ダウンロード資料
「テスト参加者ガイドライン」ダウンロード資料
⑨ ベンダの「要件定義・Fit&Gap」作業が、自社のパッケー
ジ導入の目的達成に沿っているかどうか不安です。
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<ポイント> この作業が自社の納得できる内容でないと、目的達成に必要なシステム稼動は期待で
きません。この作業に、ベンダ担当のプロジェクトマネ-ジャとSEの力量と能力が
正直に反映されます。成果物の内容が業務改善の仕組み・管理内容の変更・取引の改
善などに具体性と一貫性があり、自社の関係者が納得できるかどうかです。不安な場
合は至急ベンダの責任者に伝え、「要件定義・Fit&Gap」作業の体制とやり方
の改善を要求します。 |
(参考) 「要件定義 Fit&Gap」ページ
「価値ある要件定義の成果物」ページ
「失敗事例からの教訓」ページ
「成果をあげるプロジェクトマネジメント 」ページ
「要件定義・Fit&Gapの作業要領」ダウンロード資料
「トラブルの早期発見と兆候・現象・原因」ページ
⑩ 自社として、ベンダ提供のシステムに対してテストを行っていま
すが品質が悪く困っています。
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<ポイント> 操作レベルでの品質が悪い場合は即刻テストを中止して、ベンダの責任者に改善要求
を出します。システム仕様が「モグラ叩き」のような品質状況も同様です。品質が一
向に改善されないケースは、テスト作業を止めて「真の原因」を突き詰めて改善策を
立てるのが筋です。 |
(参考) 「テスト作業と品質管理」ページ
「成果をあげるプロジェクトマネジメント 」ページ
「テスト作業におけるベンダチェックリスト」ダウンロード資料
「トラブルの早期発見と兆候・現象・原因」ページ
「トラブル(問題)の解決策と予防策」ページ
⑪ パッケージ導入における「プロジェクト管理」はどのような視点
でマネジメントとチェック及び指導を行えば良いか分かりません。
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<ポイント> プロジェクト管理の精度はパッケージ導入の品質保証、納期厳守及び予算管理
に大きな影響を与えます。ユーザ・ベンダにとって、プロジェクト管理はパッ
ケージ導入の成否を握っております。そのため、プロジェクト管理に必要な知
識、見方及び捉えどころを知って、実践することは必要不可欠なことです。 |
(参考) ユーザ向け
「4-5-3 視座」ダウンロード資料
「ユーザのためのプロジェクトマネジメント」ページ
ベンダ向け
「4-5-3 視座」ダウンロード資料
「プロジェクトマネジメント」チェックリストダウンロード資料
「プロジェクトマネジャーに必要な能力」ダウンロード資料
「ベンダのためのプロジェクトマネジメント」ページ
● 「ユーザのためのパッケージ導入」セミナーのご案内
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セミナーの目的
・ 受講結果、自社に戻り独力で必要な作業を消化できる。
・ 社内手続き、社内協力、資料作成及び問題解決を容易にする。
・ パッケージ選定、システム品質及び稼動に必要な知識が理解できる。
セミナーの内容
① 導入準備に必要な作業内容と実践ポイント
② 最良なパッケージ・ベンダ選定のための実施方法
③ 価値ある要件定義書を作成する実践ポイント
④ 安定稼動に必要なユーザテストと社内準備
開催の要領
「ユーザのためのパッケージ導入 徹底解説」セミナー
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